糖質制限ダイエットをしている人が気になるのはやっぱり、どの食べ物が糖質が高くて、どの食べ物が糖質が低いかということですよね。
カロリーの高さとと糖質の高さは比例しないので、太りやすいイメージの食べ物が意外と糖質が低いということも少なくはありません。
「マヨラー」という言葉があるほど、好きな人が多いマヨネーズですが、マヨネーズは糖質が高いのか低いのか知っていますか?
実は低いんです!
しかし、「普通のマヨネーズ」と「カロリーハーフのマヨネーズ」では糖質量が違うんです。
意外と知らない、普通のマヨネーズとカロリーハーフの糖質について調べます!
糖質制限中のマヨネーズはいいの?
太りやすいイメージのあるマヨネーズですが、実は糖質制限には強い味方になってくれるんです。
マヨネーズの原料は「卵・油・お酢」で大部分は脂質になるので、糖質が上がる成分は含まれていません。
そのため、マヨネーズはかなり低糖質な調味料になります。
それも、塩や胡椒のレベルで低糖質なんです。
他の調味料とマヨネーズの糖質量を比較してみました。
食品名 | 分量 | 糖質量 |
マヨネーズ | 15g(大さじ1) | 0.1g |
濃口醤油 | 6g(小さじ1) | 0.6g |
中濃ソース | 6g(小さじ1) | 1.8g |
トマトケチャップ | 5g(小さじ1) | 1.3g |
ノンオイル和風ドレッシング | 15g(大さじ1) | 2.4g |
甘味噌 | 18g(大さじ1) | 5.8g |
カレールウ | 25g(1人分) | 10.3g |
よく使う調味料を並べていきましたが、マヨネーズは糖質控えめどころか、明らかに糖質が低いですよね。
実はマヨネーズは糖質制限をしている方には心強い味方なんです。
糖質制限の時にマヨネーズを使うメリット
マヨネーズは糖質が低い調味料だと紹介しましたが、そのほかにもマヨネーズを使うメリットがあります。
- 腹もちがいい
- 安価で入手しやすい
- 和・洋・中のどの料理にも合いやすい
- 美味しい!
腹もちがいい
マヨネーズは大部分が油で作られています。
糖質制限をして炭水化物を減らしているときは、どうしてもお腹が減ってしまいます。
しかし、油分は腹もちをよくする効果があるので、マヨネーズを加えることで空腹感を感じにくくしてくれるんです。
安価で入手しやすい
スーパーやコンビニなどどこでも購入できるのが、マヨネーズの良いところです。
ダイエットに効果的でも高い商品や購入方法が面倒くさいものは長続きしません。
また、外食した時にも「マヨネーズください」と言えば提供してくれるお店も多いので、外食時にも嬉しいですよね。
和・洋・中どの料理にも合いやすい
洋食であればタルタルソースや、たまごサンドの具に使われていますし、中華であればエビマヨやマヨネーズ炒めなど、もともとマヨネーズを調味料として使った料理は多数あります。
そのため、いろんなテイストの料理に合わせることができるのがマヨネーズの魅力です。
美味しい
なんといっても、マヨネーズって美味しいですよね!
美味しくない食べ物を食べ続けるのは、いくら健康のためと思っても続きません。
美味しさも感じてこそ続けられるのです。
糖質制限に良いのはカロリーハーフ?それとも普通?
マヨネーズが糖質制限に有効的な調味料であることはわかりましたが、マヨネーズと言っても種類がありますよね。
実はマヨネーズの種類によって糖質量が変わってくるんです。
マヨネーズの種類ごとの糖質量比較
例としてキューピーのマヨネーズの商品ごとの糖質量をまとめてみました。
商品名 | 糖質量(15g当たり) |
キューピー マヨネーズ | 0.1g |
キューピー ハーフ | 0.3g |
キューピー ライト(80%カロリーカット) | 0.9g |
キューピー ゼロ ノンコレステロール | 0.4g |
キューピー ディフェ | 0.5g |
マヨネーズ自体どれも糖質量が低いですが、意外と差がありますよね。
しかも、キューピーハーフやキューピーライトのほうが、健康によさそうなのに、普通のマヨネーズのほうが糖質が低いなんて驚きですよね。
そもそも種類によって何が違うのでしょうか?
実はカロリーハーフなどのマヨネーズは「マヨネーズ」ではないのです。
マヨネーズとカロリーハーフのマヨネーズに焦点を当てて説明していきます。
マヨネーズとは
農林水産省が提示しているドレッシングの日本農林規格では、
半固体状ドレッシングのうち、卵黄又は全卵を使用し、かつ、必須原材料、卵黄、卵白、たん白加水分解物、食塩、砂糖類、はちみつ、香辛料、調味料(アミノ酸等)及び香辛料抽出物以外の原材料を使用していないものであつて、原材料に占める食用植物油脂の重量の割合が65%以上のものをいう。
農林水産省ホームページより
と定義されています。
また、添加物については、調味料と香辛料抽出物の2つのみと指定されています。
難しいことをたくさん書いてありますが、「油分の割合が65%以上」と「添加物が2種類だけ」ということを押さえておきましょう。
カロリーハーフのマヨネーズとは
カロリーハーフのマヨネーズが「マヨネーズ」ではないなら、何なのでしょう?
カロリーハーフのマヨネーズは「サラダクリーミードレッシング」に分類されるのです。
サラダクリーミードレッシングの定義は、
半固体状ドレッシングのうち、卵黄及びでん粉又は糊料を使用し、かつ、必須原材料、卵黄、卵白、でん粉(加工でん粉を含む。)、たん白加水分解物、食塩、砂糖類、はちみつ、香辛料、乳化剤、糊料、調味料(アミノ酸等)、酸味料、着色料及び香辛料抽出物以外の原材料を使用していないものであつて、原材料に占める食用植物油脂の重量の割合が10%以上50%未満のものをいう。
農林水産省ホームページより
とされています。
添加物に関しては、調味料・酸味料・乳化剤・着色料・糊料・香辛料抽出物・加工でん粉の7種類を使うことができると定義されています。
サラダクリーミードレッシングは、カロリーを抑えるために油分と卵黄の量を半分程度に減らしています。
「それだと分量が減ってしまうのでは?」
と思う方もいるでしょうが、足りない分は水分で補われているんです。
単純に水分だけを足せば、味も硬さも変わってしまいますが、マヨネーズよりも使える添加物が多いので、それらで補ってマヨネーズに近づけているのです。
添加物の中に砂糖なども含まれるため、サラダクリーミードレッシングのほうが糖質が高くなってしまうんです。
まとめ
マヨネーズは低糖質で、糖質制限中には良い調味料
普通のマヨネーズのほうが、カロリーハーフのマヨネーズより糖質が低いので、糖質で選ぶなら普通のマヨネーズがおすすめ
太るイメージのマヨネーズが、かなり低糖質だったというのは驚きますね。
糖質だけ見るとダイエット食のようですが、カロリーは高いので食べすぎには注意が必要なのは忘れないでくださいね!
糖質制限の時にはマヨネーズをうまく使って、ダイエットを成功させましょう。
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